2017年07月05日

b あおなみ草子・Gコーラス 217

    夏至・末候(7/2 - 7/6) 「半夏生」
                はんげ しょうず
  < 名古屋ゴールデンエイジ・メールクワイヤー >
  ~ 当面の予定 ~
   名大附属病院「院内コンサート」   9月19日
   秋の合宿 長野県「平谷温泉」 9月29日、30日
   名東福祉会館訪問演奏    10月 3日

  ~ コンサート情報 ~
7月15日 百花百草 名曲のみち vol 30 百花百草(東区白壁)
7月16日 ドラケンスバーグ少年合唱団~南アフリカより希望のハーモニーが・・ 市民会館フォレストホール
7月18日 イタリアオペラとカンツォーネの世界 宗次ホール
7月19日 辻井伸行プレミアム・リサイタル  白川ホール

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          お気に入り 俳・歌・柳 壇
  
 < 俳 壇 >     登校を 拒み金魚とゐる子かな     (名古屋市) 清比古

          青柿や 心を閉ざす少年期       (豊田市)  光 洋

          水馬(アメンボウ) 古刹のしじま損なはず (福津市)  晴 彦

          水馬と 朝の静寂(シジマ)を分かち合ふ (東郷町) 淳 子

          独り居の 闇の深さや遠蛙       (知多市) 和 代

          独酌の 一本漬の蕨かな       (寒河江市) 正 行

     
  < 季節の画像情報 >  (金魚)
    
       
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   音読・脳トレ -  エクササイス - 
   声に出して読む・・・音読は、ゆっくり読むよりなるべく早く読むほど効果的。
           音読は、右脳も左脳も活性化させる究極の脳トレ。
 
       「 方丈記 」  鴨長明作『方丈記』は鎌倉時代初期の随筆。
                建暦2年(1212年)に書かれました。清少納言『枕草
                子』、兼好法師『徒然草』と並び日本三大随筆のひとつ。

く河の流れは絶 えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

ましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、卑しき、人の住まひは、世々経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。あるいは去年焼けて今年作れり。あるいは大家滅びて小家となる。

む人もこれに同じ。所も変はらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二、三十人が中に、わづかにひとりふたりり。朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水のあわにぞ似たりける。知らず、生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る。

た知らず、仮の宿り、たがためにか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。 その、あるじとすみかと、無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。あるいは露落ちて花残れり。残るといへども朝日に枯れぬ。あるいは花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども夕べを待つことなし。




  

  

Posted by あおなみ遊子 at 08:46Comments(0)TrackBack(0)