2015年12月12日

遊子のGコーラス - 109 ー

12/ 11(金)・パート別合同練習会 17:00
       ・全体練習会   18:00
       練習曲 12/18(金)24(木)、 施設訪問「洋々園」と「聖霊病院」の演奏曲
       ・「掲示板No.100 」 年末年始・当面の活動予定
練習曲資料 32 「きよしこの夜」
     
 
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きよしこの夜(ドイツ語:Stille Nacht)は、有名なクリスマス・キャロルのひとつ。

・1818年12月25日にオーストリアのオーベルンドルフの聖ニコラウス教会で初演された。この歌にまつわる逸話として、"クリスマス・イヴの前日、教会のオルガンが発音できない状態になった(音のでなくなった理由はネズミにかじられた等、諸説あり。)。そして、クリスマスに歌う賛美歌の伴奏ができなくなり、急遽ヨゼフは“Stille Nacht”の詞を書き上げ、グルーバーに、この詞にギターで伴奏できる讃美歌を作曲してくれるように依頼を行った。

・ グルーバーは最初「教会でギターを弾いても誰も気に入らないのではないか?」と懸念していたが、ヨゼフの説得もあって詞に曲をつけることを了承した。グルーバーは一晩中懸命に考え続け、ついにこの曲を完成させた。曲が完成したのは教会でミサが始まるわずか数時間前のことであった"-という逸話があるが、近年の研究では数年前にヨゼフは詩を完成させていたという説が有力である。しかし、グルーバーが短期間で作曲したのは正しいと推測されている。

・1988年に製作された西ドイツ(当時)の映画「マグダレーナ/『きよしこの夜』誕生秘話」は、上記の出来事をベースにし、神父と娼婦の禁じられた恋というフィクションが加えられたものである。

・「きよしこの夜」にはじまる日本語の歌詞は由木康による。初めて収録されたのは1909年の『讃美歌』第2編である。1961年には小学校6年生の音楽の教科書に採用され、1988年まで掲載されていた[1]。近年では中学校などで英語教育も兼ねて英語の歌詞で歌われている。
 なお、日本のカトリック教会においては、別訳にてカトリック聖歌集111番の「しずけき」として親しまれている。

・この歌は、1818年12月24日の寒い夜、オーストリアの小村オーベルンドルフ(Oberndorf)の礼拝堂で初めて演奏された。歴史学者によると、この村の副司祭ヨゼフ・モール(Joseph Mohr)が、ナポレオン戦争後の貧困に苦しんでいた村の住民を慰めたいと考え、友人で教師をしていたフランツ・クサーヴァー・グルーバー(Franz Xaver Gruber)に頼んで、自分が以前書いた6行詩に曲を付けてもらい、それをクリスマスイブのミサでギターのみの伴奏で演奏したという。

 歌はたちまち評判になったが、長い間村の外に伝わることはなかった。だが、チロル(Tyrol)からオルガンを配達していた男性が村を通った際にその歌を書き留めて持ち帰ると、冬の間出稼ぎであちこちを旅しながら歌っていたチロルの歌手の間ですぐに大流行した。

・こうして「きよしこの夜」は、チロルの大衆歌となり、やがて世界中で歌われるようになった。1827年にロンドン(London)の王宮で、1831年にはモスクワ(Moscow)、1839年にはニューヨーク(New York)でも演奏されている。
 その頃までには、歌の起源はほとんど忘れられていた。モールも自分が作った歌が大流行していることを知らずに1848年に死去した。その後1854年、このクリスマスキャロルの作曲者が、オーストリアの作曲家フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn)の弟で同じく作曲家のヨハン・ミヒャエル・ハイドン(Johann Michael Haydn)だということに落ち着きかけたところで、ようやくグルーバーが自分の曲だと気が付いた。

・「きよしこの夜」は当時すでにドイツの教科書にも登場し、またカトリック教会でもプロテスタント教会でも歌われるようになっており、教会の布教活動によってさらに広まっていった。
 典型的なクリスマスキャロルとされるこの歌は現在、330か国語以上に翻訳され、社会的、宗教的および文化的な架け橋となっている。第1次世界大戦中の1914年のクリスマスイブには、ごく短時間ではあったが、この曲がきっかけで最前線での一時的な停戦が結ばれたという逸話もある。

・「きよしこの夜」が最初に歌われた当時の礼拝堂は取り壊されたが、同じ場所に新たに建てられた礼拝堂の前では毎年クリスマスイブに礼拝が行われ、アジア諸国を中心に世界各地から数千人もの旅行者が参列する。今年も1万人近くの参加者が見込まれている

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109   ・お気に入り川柳 
        調子なお ハーフハーフの浅田真央      (岐 阜)   寂      
        建てられる 国都TOTO立競技用    (岐 阜)   寂        
         人間の 愚かさばかり知る歴史     (武蔵野 ) 竹とんぼ  
       
                                              


Posted by あおなみ遊子 at 09:19│Comments(0)TrackBack(0)

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