2017年03月22日
遊子のエクササイズA ー198 ー
春分・初候(3/20ー3/24) =「雀始巣」
すずめ はじめてすくう
・ Gエイジコーラス 施設訪問演奏
3月19日(土) 「ラ・ファミリア」 (中川区)
<遊子の愛唱歌・画像 情報> ⓭ 「城ケ島の雨 」
城ヶ島の雨(作詞:北原白秋、作曲:梁田貞 ) ************************
・大正2年、島村抱月の芸術座から音楽会の為の依頼を受け作詞をする。白秋の詩で作曲された第一号である。
・『この道』『からたちの花』その他、白秋の詩はどれもやさしい言葉で書かれているが、『城ヶ島の雨』には、”利休鼠の雨がふる””舟はゆくゆく通り矢のはなを”という一般には理解し難い言葉がある。
“利休鼠”とは利休色(緑色をおびた灰色)のねずみ色を帯びたもので敢えて言えば陰鬱な色ともいえる。
“通り矢”とは陸地とすぐ前の離れ岩との幅が狭く海の流れの早い所。(今は埋め立てられているがバス停の名前とし残っている) 一説によると頼朝がここで通し矢をしたことが由来ともいう。
“はな”は鼻先のはなで目の前のこと。
・このとき、白秋の人生において最も苦難に満ちた時代であった。
“利休鼠”は死を思うほどの白秋の心の痛みの暗さ
“通り矢”は早くこの辛い時が過ぎ去ってほしいという願望、
“唄は船頭さんの心意気”はいつの日か必ず詩歌の道で立ち上がってみせるぞとの決意、
・しかし、現実に目を向けると”日はうす曇る、帆がかすむ”となって、このときの白秋のおかれた状況、心情がそのままこの詩となったのではないかと思われる。
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198 お気に入り 俳・歌・柳 壇
・ お気に入り川柳
ロケットは 成功率で勝負する (勇 兵)
幸せに なれたのかしら IT 化 (ブー風ウー)
ごめんねと 猫にはちゃんと言える妻 (ようつう)
急病で 夫の愛が量られる (ターシャ)
厩は 俺のことかと太子言い (あきら)
*******************************************************
198
音読・脳トレ - エクササイス -
J2 「春はあけぼの」 <枕草子・清少納言>
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし。
秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。
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すずめ はじめてすくう
・ Gエイジコーラス 施設訪問演奏
3月19日(土) 「ラ・ファミリア」 (中川区)
<遊子の愛唱歌・画像 情報> ⓭ 「城ケ島の雨 」
城ヶ島の雨(作詞:北原白秋、作曲:梁田貞 ) ************************
・大正2年、島村抱月の芸術座から音楽会の為の依頼を受け作詞をする。白秋の詩で作曲された第一号である。
・『この道』『からたちの花』その他、白秋の詩はどれもやさしい言葉で書かれているが、『城ヶ島の雨』には、”利休鼠の雨がふる””舟はゆくゆく通り矢のはなを”という一般には理解し難い言葉がある。
“利休鼠”とは利休色(緑色をおびた灰色)のねずみ色を帯びたもので敢えて言えば陰鬱な色ともいえる。
“通り矢”とは陸地とすぐ前の離れ岩との幅が狭く海の流れの早い所。(今は埋め立てられているがバス停の名前とし残っている) 一説によると頼朝がここで通し矢をしたことが由来ともいう。
“はな”は鼻先のはなで目の前のこと。
・このとき、白秋の人生において最も苦難に満ちた時代であった。
“利休鼠”は死を思うほどの白秋の心の痛みの暗さ
“通り矢”は早くこの辛い時が過ぎ去ってほしいという願望、
“唄は船頭さんの心意気”はいつの日か必ず詩歌の道で立ち上がってみせるぞとの決意、
・しかし、現実に目を向けると”日はうす曇る、帆がかすむ”となって、このときの白秋のおかれた状況、心情がそのままこの詩となったのではないかと思われる。
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198 お気に入り 俳・歌・柳 壇
・ お気に入り川柳
ロケットは 成功率で勝負する (勇 兵)
幸せに なれたのかしら IT 化 (ブー風ウー)
ごめんねと 猫にはちゃんと言える妻 (ようつう)
急病で 夫の愛が量られる (ターシャ)
厩は 俺のことかと太子言い (あきら)
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音読・脳トレ - エクササイス -
J2 「春はあけぼの」 <枕草子・清少納言>
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし。
秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。
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Posted by あおなみ遊子 at 09:13│Comments(0)│TrackBack(0)
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