2017年01月11日

遊子の エクササイズB- 188 -

           お気に入り 俳・歌・柳 壇
 
       独り居の 小さき鏡開きかな      (津 市) 保 夫

       老いてなほ 笑窪ののこる初鏡     (茨木市) ふさこ

       初日射す 妻の遺愛の舞い扇      (恵那市) 文 康
                                          
       金粉を 揺らし窓辺の雪見酒      (江南市) 和 美
           
       大凧の 宙に舞ふ糸ぐいと引く     (知多市) 邦 夫
   
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< 季節の画像 >

 
                     ⑧ 竹(花)
  <竹の花のミステリー>
・日本の原風景として親しまれている美しい竹林。普通、竹は筍(たけのこ)によって増えると思われています。しかし、気の遠くなるような年月に1度、竹林全体が一斉に花を咲かせ、そしてやがて枯れて死んでしまうのです。

竹類の開花現象は、「竹の七不思議の一つ」といわれるほど珍しいものです。
 
・ 竹類はイネの仲間ですから、発芽してから長い年月、地下茎によって繁殖を続けますが、 ある一定の時期に達すると、花を咲かせ、種子を実られて一生を終えます。
 一般のイネ科植物は毎年、春に発芽し、夏頃に花が咲き、秋に実をつけて一生を終えるのですが、 竹類は花を咲かせるまでの期間が大変長く、その期間を「開花周期」と言われています。

・ テレビや新聞などで時々「竹は60年に一度花が咲く」などと報じられますが、わが国では、モウソウチクが発芽から67年目に開花したという例が2つあるだけです。ですから、たった2例だけでモウソウチクは67年周期で開花すると断言することは決して出来ません。
 ただし、マダケについては、昭和40年代に日本だけでなく、世界中のマダケが一斉に開花し、 前回の開花からほぼ120年を経て起こったことから、マダケについては120年周期に間違いないとされています。 次の開花は2090年・・・私たちは見られません。

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   遊子の 脳トレ -  エクササイス - 
< 虫食い川柳> ・・・ 珍答誤答は当たり前 ! 原句をあてる、
         正解を得るのが主目的ではなく、ことばをいろいろ考える楽しみ。
         原句よりすてきな句になることも ! 

G1. 百均に 優れものあり ■■ 製 
2. ■ 流と 洗脳されて いた下流 
3. もう終点 ■ が片方 描けてない 
4. ■ のない 薔薇で相手に されません 



***** 解答例 *******

 1. 日本  2. 中  3. 眉  4. 棘
 




Posted by あおなみ遊子 at 10:31│Comments(0)TrackBack(0)

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