2016年03月30日
遊子のエクササイズ - 139 -
139 < お気に入り歌壇 >
さくら待つ遺伝子を持つ日本人
浮遊始むる弥生の空に (豊中市) 正 明
満開の君との恋は葉桜に
なりつつあれど木陰は涼し (和光市) 紘 花
世の中にたえて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし 在原 業平
散ればこそいとど桜はめでたけれ
憂き世になにか久しかるべき 詠み人知らず
山桜霞の間よりほのかにも
見てし人こそ恋しかりけり
139 < お気に入り俳壇>
春爛漫 心弾みて君を待つ 八重子
城苑の 隅の隅なる初桜 駿 吉
みよし野の 花に遊びし日も遠く 秋 翠
さまざまな 事おもい出す桜かな 芭 蕉
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<季節の花 3 月> 〈 こぶしの花 )
変種のベニコブシ(紅辛夷)の名は、幕末から明治初期にかけての植物学者伊藤圭介博士を記念して、牧野富太郎博士が命名された。
ベニコブシ(紅辛夷)は、別名をヒメシデコブシ(姫四手辛夷)といい、もくれん科モクレン属の落葉小高木で、学名は「Magnolia stellata var. keiskei」という。属名の「Magnolia」はフランスのMontpellier(モンペリエー)の植物学教授である「Pierre Magnol教授」の名前にちなみ、種名の「stellata」は「星形の、星状の」、小名の「keiskei」は 明治初期の植物学者「伊藤圭介博士」の名前を意味している。
・本州中部の東海地方を中心とした限られた範囲に分布する日本の固有品種である。
・咲き出したベニコブシ(紅辛夷)の花を眺めていると、豪華絢爛で春爛漫を感じる。
・ 【花言葉】 友情、友愛、歓迎、自然の愛
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139 ・お気に入り川柳
病む人の 茶碗にそっと桜添え (北 区) 正 子
風雪に 耐えた桜がいとおしい (鈴鹿市) 春 葉
散る覚悟 できた順から咲く桜 (鈴鹿市) ちゃくし
桜吹雪 浴びて闘志が湧いてくる (愛 知) のり子
何度でも 挑戦せよと咲く桜 (三重県) 柳 歩
夜桜を 言い訳にする朝帰り (豊島区) ゴンスケ
< スポーツジム > 今週のエクササイズ
月曜日 A 14:00 エアロランプ45
火曜日 13:15 アクア30
水曜日 A 14:10 エアロ45
金曜日
土曜日 A B