2017年04月12日

遊子のエクササイズA - 201 -

 清明・次候(4/10 - 4/14) =「鴻雁北」
              こうがん きたす   

<Gコーラス愛唱曲・画像情報 > ⓮ 「青 蛙 」  作詞:三木露風 作曲:山田耕筰
 
   
・「赤とんぼ」で有名な三木露風の作詩に山田耕筰が作曲した歌曲「青蛙」は短い作品ですが、繊細で表情豊かな作品である。その歌曲を福永陽一郎氏が男声合唱曲に編曲。童謡百曲集の第22曲。「赤とんぼ」も同年この2人によって作られた。

・童謡「青蛙」は出水の後の急流に柳の葉を流して遊ぶ子どもの姿と、目をぱちくりさせている青蛙のかわいらしさを描く。その言葉の流れの悪さを逆手に取った歌の緩急が面白い。

  流そ 流そ 
  柳の葉で流そ

  出水(でみず)のあとの 
  雨がへる 
  背なかは青い 
  お腹は白い
          あつち 向いちや くるり
          こつち 向いちや くるり
          目 ぱち ぱち

          流そ 流そ 
           柳の葉で流そ

 山田 耕筰 :1886年(明治19年) - 1965年(昭和40年)は、日本の作曲家、指揮者。山田 耕作としても知られる。

1908年(明治41)東京音楽学校卒。10年ベルリンに留学。14年(大正3)帰国して、精力的にオペラやオーケストラ作品を創作する一方、東京フィルハーモニー会に管弦楽部を創設、日本楽劇協会・日本交響楽協会を設立。日本の洋楽普及に多大な貢献をした。北原白秋と出会い、今も親しまれる童謡の名作を多く残した。作品は、交響曲「かちどきと平和」、歌劇「夜明け」、歌曲「赤とんぼ」「からたちの花」「この道」など。

日本語の抑揚を活かしたメロディーで多くの作品を残した。日本初の管弦楽団を造るなど日本において西洋音楽の普及に努めた。また、ニューヨークのカーネギー・ホールで自作の管弦楽曲を演奏、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やレニングラード・フィルハーモニー交響楽団等を指揮するなど国際的にも活動、欧米でも名前を知られた最初の日本人音楽家でもある。

 山田耕筰の生涯は、日本の洋楽界の黎明期を拓き、明治、大正、昭和と日本の洋楽をリードし続け今日の水準にまで引き上げるという驚異的なものだった。多角的交友と世界的視野に立った広範囲な活動は、洋楽のあらゆる分野にわたり、その鋭い感受性と類いまれなる行動力とによって日本の洋楽と詩や演劇のジャンルとを結び、盛んな創作を続けた。山田耕筰の作品の中で最も代表的分野は芸術的歌曲である。 1965年没、79歳。

 *******************************************************

201       お気に入り 俳・歌・柳 壇   

        ・ お気に入り川柳

          朝刊の 風刺漫画にザブトンを  (ひろ子)

          賃上げを 横目でちらり年金者  ( 明 )

          いい出会い 重ねて角が取れてゆく (満 代)
                      
          脳年齢 年金すでにもらえます  (報 知)

          オレオレに 亭主と知りつつ電話切る (反抗妻)

*******************************************************
201
 音読・脳トレ -  エクササイス - 
   声に出して読む・・・音読は、ゆっくり読むよりなるべく早く読むほど効果的。
           音読は、右脳も左脳も活性化させる究極の脳トレ。
J4
    「大 漁」    金子 みすず

朝焼け小焼だ、 大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ



浜は祭りの ようだけど
海のなかでは 何万の
鰮(いわし)のとむらい するだろう

朝焼け小焼だ、 大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ

浜は祭りの ようだけど
海のなかでは 何万の
鰮(いわし)のとむらい するだろう

************************************************************************


  

Posted by あおなみ遊子 at 08:34Comments(0)TrackBack(0)