2015年10月28日
遊子のエクササイズ - 95 ー
<お気に入り歌壇>
95
どこからか金木犀の香り来て
どこかはどこかのままにしておく (名古屋) 明 美
蒸し蟹に長良の川の香り立ち
酒にみそ溶く晩秋の例 (瑞穂市) 芳 郎
闇深く鈴虫松虫鳴く庭の
雑草少し刈り残しおく (我孫子市) 知 子
ときとして名のある歌人の歌よりも
新聞歌壇の一首が沁むる (北九州市) チサ子
<お気に入り俳壇>
秋霖や 空あふぎみる旅支度 (名古屋) 幹 子
夜も昼も 瀬音は秋へ隠れ宿 (知立市) 正 弘
ここよりは 女人禁制萩の寺 (一宮市) 秀 子
老僧の 訓へひと言こぼれ萩 (菰 野) さとの
************************************************************************************************
<季節の花 11 月> 菊
・キク全般の花言葉 ・・・ 「高貴」「高潔」「高尚」
・花名の由来
菊の名前は、「窮まる(きわまる)」がその語源となり、「一年の最後に咲く花」という意味であるともいわれます。属名のクリサンセマム(Chrysanthemum)は、ギリシア語の「chrysos(黄金)」と「anthemon(花)」が語源になる。
・花言葉の由来 ・・・ 花言葉の「高貴」「高尚」「高潔」は、気高く気品に満ちたキクの花姿に由来するといわれている。
・菊の御紋の由来
皇室で菊の紋章を用いたのは後鳥羽上皇(1183~1198)が最初といわれます。後鳥羽上皇はことのほか菊を好まれ、衣服や調度品に菊の文様を使用し、自らのお印として愛用されました。その後、後深草天皇、亀山天皇、後宇多天皇も自らのお印として継承されたことにより、菊花紋章(十六八重表菊)が皇室の紋とされるようになりました。
・キクと文学
中国では古くからキクが栽培され、儒家の始祖である孔子(紀元前552~前479)の書にも登場し、また、紀元前3世紀の詩集『楚辞』ではキクの花を食用にしたことが記されているそうです。日本では『万葉集』(759年以後)にはキクの歌がありませんが、『古今和歌集』(905年)、清少納言の随筆『枕草子』(996年頃)、紫式部の長編小説『源氏物語』(1010年頃)の時代になって頻繁に登場します。なお、『源氏物語』に多く登場する草花は、ナデシコ、キク、オミナエシの順になります。
・菊の種類
栽培品種のイエギクが日本に渡来したのは奈良時代といわれています。渡来後早くから薬草や観賞用の栽培が始まり、江戸時代には大菊ができあがり、花の大きさで大菊(花径18cm以上)、中菊(花径9cm以上)、小菊(花径9cm未満)に分けられる。
・洋ギク
1854年に日米和親条約が締結され、江戸幕府の鎖国体制が終焉を迎えた後、日本のキクもヨーロッパやアメリカに送られるようになりました。ヨーロッパでは19世紀後半から日本や中国のキクをもとに品種改良が進み、それが日本に逆輸入されて洋ギクと呼ばれるようになります。
・原産地: 中国
*****************************************************************************************************
95
・お気に入り川柳
五郎丸 もはや名前が流行語 (読 売) 克 行
ルーティンに いまだ戻れず時の人 (東 京) 富士夫
冤罪の 崖を一緒に登る母 朴 龍 酷
・ 遊子の脳トレ- エクササイズ
< 虫食い川柳> ・・・ 人生経験と知識がものをいう。正解を超える名答 ! 珍答誤答は当たり前 !
原句をあてる、正解を得るのが主目的ではなく、ことばをいろいろ考える楽しみ。
95
#183 まずい事 ぼかす立派な□ □書
#184 □ □ はホームページという不便
#185 薄墨の 竹を障子に□ が書き
#183→ 報告 #184 → (次回) #185 → (次回 )
前回分 #181 → 低 #182 → 咳 cf. 「新葉館 Mushikui-senryu 」
<スポーツジム>
10/ 26(月) ・ 14:00 「エンジョイ・ランプ」 15:00 「ストレッチ45」
エアロビクスの動作とランプ台を使用した動きを組み合わせて行うエクササイズ。
10/27(火) ・ 13:15 「 アクアダンベル30」
10/28(水) ・ 14:10 「エアロビ45」
95
どこからか金木犀の香り来て
どこかはどこかのままにしておく (名古屋) 明 美
蒸し蟹に長良の川の香り立ち
酒にみそ溶く晩秋の例 (瑞穂市) 芳 郎
闇深く鈴虫松虫鳴く庭の
雑草少し刈り残しおく (我孫子市) 知 子
ときとして名のある歌人の歌よりも
新聞歌壇の一首が沁むる (北九州市) チサ子
<お気に入り俳壇>
秋霖や 空あふぎみる旅支度 (名古屋) 幹 子
夜も昼も 瀬音は秋へ隠れ宿 (知立市) 正 弘
ここよりは 女人禁制萩の寺 (一宮市) 秀 子
老僧の 訓へひと言こぼれ萩 (菰 野) さとの
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<季節の花 11 月> 菊
・キク全般の花言葉 ・・・ 「高貴」「高潔」「高尚」
・花名の由来
菊の名前は、「窮まる(きわまる)」がその語源となり、「一年の最後に咲く花」という意味であるともいわれます。属名のクリサンセマム(Chrysanthemum)は、ギリシア語の「chrysos(黄金)」と「anthemon(花)」が語源になる。
・花言葉の由来 ・・・ 花言葉の「高貴」「高尚」「高潔」は、気高く気品に満ちたキクの花姿に由来するといわれている。
・菊の御紋の由来
皇室で菊の紋章を用いたのは後鳥羽上皇(1183~1198)が最初といわれます。後鳥羽上皇はことのほか菊を好まれ、衣服や調度品に菊の文様を使用し、自らのお印として愛用されました。その後、後深草天皇、亀山天皇、後宇多天皇も自らのお印として継承されたことにより、菊花紋章(十六八重表菊)が皇室の紋とされるようになりました。
・キクと文学
中国では古くからキクが栽培され、儒家の始祖である孔子(紀元前552~前479)の書にも登場し、また、紀元前3世紀の詩集『楚辞』ではキクの花を食用にしたことが記されているそうです。日本では『万葉集』(759年以後)にはキクの歌がありませんが、『古今和歌集』(905年)、清少納言の随筆『枕草子』(996年頃)、紫式部の長編小説『源氏物語』(1010年頃)の時代になって頻繁に登場します。なお、『源氏物語』に多く登場する草花は、ナデシコ、キク、オミナエシの順になります。
・菊の種類
栽培品種のイエギクが日本に渡来したのは奈良時代といわれています。渡来後早くから薬草や観賞用の栽培が始まり、江戸時代には大菊ができあがり、花の大きさで大菊(花径18cm以上)、中菊(花径9cm以上)、小菊(花径9cm未満)に分けられる。
・洋ギク
1854年に日米和親条約が締結され、江戸幕府の鎖国体制が終焉を迎えた後、日本のキクもヨーロッパやアメリカに送られるようになりました。ヨーロッパでは19世紀後半から日本や中国のキクをもとに品種改良が進み、それが日本に逆輸入されて洋ギクと呼ばれるようになります。
・原産地: 中国
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・お気に入り川柳
五郎丸 もはや名前が流行語 (読 売) 克 行
ルーティンに いまだ戻れず時の人 (東 京) 富士夫
冤罪の 崖を一緒に登る母 朴 龍 酷
・ 遊子の脳トレ- エクササイズ
< 虫食い川柳> ・・・ 人生経験と知識がものをいう。正解を超える名答 ! 珍答誤答は当たり前 !
原句をあてる、正解を得るのが主目的ではなく、ことばをいろいろ考える楽しみ。
95
#183 まずい事 ぼかす立派な□ □書
#184 □ □ はホームページという不便
#185 薄墨の 竹を障子に□ が書き
#183→ 報告 #184 → (次回) #185 → (次回 )
前回分 #181 → 低 #182 → 咳 cf. 「新葉館 Mushikui-senryu 」
<スポーツジム>
10/ 26(月) ・ 14:00 「エンジョイ・ランプ」 15:00 「ストレッチ45」
エアロビクスの動作とランプ台を使用した動きを組み合わせて行うエクササイズ。
10/27(火) ・ 13:15 「 アクアダンベル30」
10/28(水) ・ 14:10 「エアロビ45」