2015年09月21日

遊子のGコーラス(ハイキング) - 85 ー

   ~ 2015 年 9 月 ハイキング ~

夏でも涼しい八百津の五宝滝へ 
   - 宮本武蔵が禅の修行を積んだ名刹と名瀑を訪ねる - 
  
 1. 日 時  9月19日(土)
   名鉄名古屋駅 8:23発 犬山線・新鵜沼行き特急 犬山下車8:48   
  犬山8:50発 広見線・新可児行 → 新可児着 9:10
  新可児9:14 発 御嶽行 → 明智 9;18
  明智9:21発(やおバス)八百津ファミリーセンター行き→ 終点 9:46着

 2. 行 程           
八百津ファミリーセンター - 大仙寺(徒歩1時間)- 五宝公園 - 滝めぐりコース(2km)
- 五宝公園 -八百津ファミリーセンター  
公園までの道は平たんですが、滝めぐりコースは山道です。歩き易い靴を用意してください。
 五宝滝の下まで行き、滝めぐりコースを省略して公園で待っていただくことも可能。
 帰りのバス(八百津ファミリーセンター) 15:08
・ 昼食持参   ・ 交通費(片道): 名鉄 920円、やおバス 400円

3. 見どころ
<八百津町> 杉原地畝の出身地として知られる。最近ではテレビドラマの「3倍返し」で有名になった池井戸潤が出ている。八百津せんべい、栗きんとん、地酒、みそ、醤油などが名産。緑屋老舗は栗きんとんの元祖といわれる。名鉄八百津戦線は2001年に廃止された。 

<大仙寺> 京の都で沢庵和尚のもとで禅の修行に励んでいた宮本武蔵に、沢庵和尚は「禅の道は愚道に学べ」と言い残しこの世を去った。愚道は大仙寺8代目住職愚道国師のことで、沢庵和尚と並ぶ名僧であった。                   
 武蔵は八百津を訪れ、大仙寺二の門にある石の上で座禅を組み、五宝滝で剣術の修行を積んだといわれる。

<五宝滝> 全国でも有数の名瀑で、水量はおおくないが三段の滝は全長80mに達する。一の滝は44m、
 二の滝は落差23m、一番下の三の滝は13m。滝壺上にある東屋からの展望がよい。
 二天の滝、円名の滝には宮本武蔵の伝承が秘められている。

       

 ・恒例(第3土曜日)の合同ハイキング。 (今月の最高齢 85歳)
 ・6月以来の久しぶりのハイキング。午前中は、さわやかな秋晴れに恵まれて皆さんの顔もルンルン ! 夏季(7・8月)に温存した精力を稼働させて、心地よい汗を得ることができました。翌朝のヘルスメーター・チェックにも満足。 連日、東奔西走の指揮者A氏は所用のために昼食後、帰名。

 ・大仙寺・惣門
 惣門横には大仙寺由緒と、剣聖「武蔵」の伝説を伝える「大仙寺」と書かれた2つの案内板が立っていました。
 由緒によると寛正元年(1461年)に建立されたという古刹である。
 
  円明、二天となると宮本武蔵ですが八百津の大仙寺には武蔵伝説がしっかり残されています。往時、武蔵は沢庵和尚について禅の修業をしていましたが、沢庵は「禅の極意は、愚堂に習え」の一言を残して美濃国に行くことを勧めました。 

 愚堂とは美濃国八百津の大仙寺八世住職愚堂国師のことで、京の都で沢庵和尚との禅問答をしたほどの名僧。その愚  堂に教えを乞うために武蔵が座禅を組んだのが大仙寺境内にある座禅岩です。二天の滝では、武蔵が滝に打たれて業をしたといういい伝えが今も残されている。

   

 <資料>二天一流(にてんいちりゅう)とは
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  大辞林 第三版 - 二天一流の用語解説 - 剣術の一派。祖は宮本武蔵。初め円明(えん みよう)流と称したが,武蔵五〇 歳代,江戸滞留中に二刀一流と改称し,さらに晩年, 肥後に至ってこの名称に改めたもの。二刀を用いたので俗に二刀流ともいう。

・ 五宝滝は3段で構成された滝と、剣豪・宮本武蔵が修行したという言い伝えが残る円明の滝、二天の滝から成り、一の滝、二の滝、三の滝、 円明の滝、二天の滝と5つの滝があるので五宝滝と呼ばれています。

 下から滝を眺めると、木に覆われた絶壁のような山肌から滝が流れていて、その滝の上あたりに赤い太鼓橋がかかっています。静かで穏やかなたたずまいはなんだか山水画で見たことのあるような絵柄です。

・ 五宝滝登り口脇の東屋にて昼食の後、健脚メンバーが細くて急な山道の滝めぐり゙コースを一周。
・ やや、気温上昇の山道をバス停まで折り返し、途中、「栗きんとん」の老舗にて買い物。 
・ 名古屋16:40 着

    

Posted by あおなみ遊子 at 07:55Comments(0)TrackBack(0)